1993年の洋楽ロック&ポップス名曲ベスト50
40. Fuzzy – Grant Lee Buffalo
R.E.M.のマイケル・スタイプが気に入っているとかで、当時、話題になっていたはずである。グランジ全盛の時代に、これはなんとなくノスタルジックなオルタナティヴ・ロックという感じでもあった。
39. Radio – Teenage Fanclub
名盤「バンドワゴネスク」の次のアルバムということで期待されていた「サーティーン」からの先行シングルで、それほど評価は高くはなかったが、個人的にはキャッチーでとても好きだった。この年、ビッグ・スターの再結成絡みでも、ティーンエイジ・ファンクラブは話題になっていたような気がする。
38. Deep – East 17
イースト17はテイク・ザットと並んで人気がある男性アイドル・グループという感じだったが、少しストリート感覚も持ち合わせているというイメージだったような気がする。この曲はポップ・ソングとしてとてもキャッチーで普通に好きだったし、CDシングルがたまたま売っていなかったのでこの曲のためにアルバムを買ったりもしていた。
37. Hip Hop Hooray – Naughty By Nature
1991年に「O.P.P.」をヒットさせたノーティ・バイ・ネイチャーの新曲。レイドバックしたような感じがありながら、コール&レスポンスもキマりそうなキャッチーなところがとても良い。
36. Move On Up – M People
モダンな感覚のソウル・ミュージックという感じのMピープルのアルバムはひじょうに売れて、翌年のマーキュリー・アワーズも受賞していたはずである。シーケンサーを買ってドラムパターンの打ち込みの練習にこの曲をコピーしていたことが、懐かしく思い出される。
35. Passin’ Me By – Pharcyde
とても都会的でカッコいいヒップホップの曲であり、最初に登場するラッパーの声が思っていたよりも高くて意表を突かれたりもするが、トータル的にとても良い。
34. Tease Me – Chaka Demus & Pliers
この年にはレゲエもわりと流行っていたような気がする。アパッチ・インディアンなどとても人気があった。この曲は打ち込み感覚がとても新鮮で良かったのと、猫の鳴き声のような効果音が入っているところが特に気に入っていた。
33. Go West – Pet Shop Boys
オレンジ色のジャケットで私が持っていた初回盤は確か表面がマーブル上にでこぼこになっていたような気もするアルバム「ヴェリー」はひじょうにクオリティーが高かったが、このヴィレッジ・ピープルのカバー曲はシングル・カットされて大ヒットした。
32. Into Your Arms – The Lemonheads
当時、個人的に最も好きで聴いていたアメリカのバンドがレモンヘッズだったと思う。この前のアルバム「イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ」が高評価で、それを受けてリリースされたこのアルバムも「カモン・フィール・ザ・レモンヘッズ」とタイトルからして勢いが感じられる。ジュリアナ・ハットフィールドのキュートなボーカルが入った曲が個人的には好みなのだが、そうではないものの先行シングルのこの曲もかなり良い。
31. Oh Carolina – Shaggy
レゲエでヒットしたといえばこの曲であろう。ダンスホールというのだろうか、よく知らないのだが、これはかなり良かった。