洋楽ロック&ポップス名曲1001:2016

Rihanna feat. Drake, ‘Work’

リアーナのアルバム「アンチ」からリードシングルとしてリリースされ、全米シングルチャートで1位、全英シングルチャートで最高3位を記録した。

「ホワッツ・マイ・ネーム?」「テイク・ケア」に続くドレイクとのコラボレーションとなったこの楽曲は、ダンスホール的なビートに特徴があり、アレクサンダー・オニール「イフ・ユー・ワー・ヒア・トゥナイト」をサンプリングしている。

タイトルになっている「ワーク」という単語が繰り返し歌われるが、性的な行為とのダブルミーニングになっているようである。

Beyoncé, ‘Formation’

ビヨンセのアルバム「レモネード」から先行シングルとしてリリースされ、全米シングルチャートで最高10位、全英シングルチャートで最高31位を記録した。

2016年2月7日にミュージックビデオと共に突然発表され、その翌日にはスーパーボウルのハーフタイムショーで、新曲としてパフォーマンスされた。

アフリカ系アメリカ人としての誇りが歌われ、レイシズムを告発した、ひじょうに価値あるポップソングであり、この曲とビデオや収録アルバムは、ビヨンセのアーティストとしての重要性を飛躍的に高めていったように思える。

Mitski, ‘Your Best American Girl’

ニューヨークを拠点に活動する日系アメリカ人シンガーソングライター、ミツキのアルバム「PUBERTY 2」からリードシングルとしてリリースされた楽曲である。

アコースティックなインディーポップのようにはじまり、しだいにパンキッシュに展開していくこの楽曲でミツキは、人種的アイデンティティと自己受容というテーマについて歌っている。

Solange, ‘Cranes in the Sky’

ソランジュのアルバム「ア・シート・アット・ザ・テーブル」から最初のシングルとしてリリースされ、全米シングルチャートで最高74位を記録し、グラミー賞では最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞した。

ミッドテンポのソウルバラードで、日常の生活においてけして逃れることのできない悲しみや不安について美しく歌われている。

タイトルはかつては静かで平穏だった町でも不動産開発が盛んになり、景色を建設用のクレーンが遮るようになった状態をあらわしている。